CASE-02がん
68歳/男性/無職(義妹の体験談)
義兄は以前から糖尿病を患っており、血糖値は160~180を推移していました。そのため、1日1600kcalほどの食事制限を行っていました。
2015年の正月に数カ月ぶりに会ったのですが、身長176cm、体重80kgの堂々とした体格だった義兄が痩せていました。食事制限のおかげだと思ったのですが、聞くと、血糖値は下がっていない。むしろ200近くまであがっているのです。さらに背中に痛みがあり、食欲もないとのこと。
私自身、医療従事者でしたので、これはおかしいと思い、検査をすることを勧めました。胃カメラを飲んだのですが、そのときは異常なしと言われました。
しかし、3月に痛みが激しくなり、救急で病院に行きました。そのとき膵臓の1/5が、がんに侵されているとわかりました。しかも手術適用外だとも医師から告げられたのです。
ちょうどその2日前に、私は偶然、旧知の医療従事者からストレスフリー療法のことを聞いていました。その理論的な知見を聞いて、この方法なら義兄の病気の改善が見込めるのではないかと思い、専用の機器を購入しました。
それから義兄は、毎日朝晩2回、ストレスフリー療法を続けています。
効果は劇的でした。
痛みとだるさ、不眠、それに食欲不振と体力低下を訴えて、寝たきりになっていた義兄でしたが、最初にストレスフリーを行った日に、「身体が温かい」と言い、その晩は熟睡したのです。
5日目には、それまで流動食だけだったのですが、好物のお菓子「柿の種」を自ら口にするようになりました。
ストレスフリーを始めて2カ月と経たないうちに、車の運転を自分でするようになり、今では趣味の家庭菜園の農場まで通っています。
昼間も横になっていることが多かった義兄が、外に出歩けるようになったことに、家族の1人として喜びを通り越して、驚きを感じています。
ストレスフリー療法を始めて4カ月後に、がんの検査をしたのです。すると、がんが小さくなっていました。義兄は抗がん剤も使用していましたが、医師の判断で体調の良いときだけでしたので、通常よりは使用量は少ないのにもかかわらず、です。この結果には、主治医も驚いていました。
今では、杖を使わなくても歩けるようになっています。今年の秋、義兄は家庭菜園に種をまきました。来春、収穫するつもりなのです。
もちろん、義兄のこれからについて楽観視しているわけではありません。しかし、前向きに生きようとしている義兄を見て、私たちも希望を持てるようになっています。